子どもと一緒に安全に車に乗るためにはかかせないチャイルドシートですがコンパクトなものでもかなり大きく幅をとってしまうので子どもの人数が多いほど車の中がかなり狭く感じますよね。
チャイルドシートは動かす機会も少ないのでお菓子のくずやごみがチャイルドシートの下に溜まって気づいた時には大変なことになっていたなんてことがあるのはうちだけではないはず、、、と信じたいです(笑)
実際に今5才と6才の子どもがいる我が家で約半年使用してみてよかったところ、デメリットも含めてレビューをしていきます!
スマートキッズベルトとは?
スマートキッズベルトとは、シートベルトに取り付けるだけで使える子ども用のシートベルトです。
実物を見てまずはじめに驚くことは小さい!
そして重さも120gとびっくりするほど軽いんです!!!!!
箱ティッシュと比べてもこのくらいのサイズ感です。
本当にこんな小さな部品だけでチャイルドシートの代わりになるのかと心配になったほどです。
商品の概要を見てみると、ヨーロッパやアメリカで安全認証を取得していて日本でもEマーク認証と認められていると記載があります。
つまり、日本での安全基準にも適合しているということが言えますね。
商品のタグにもEマークの表示がありました。
何歳から使えるの?
目安年齢が3~12才、対象体重が15~36kgと記載があります。
※目安は3才からですが、3才になっていたとしても体重が15kgに達していない場合は推奨されていません。
他のチャイルドシートやジュニアシートも同じですがお子さんの安全を守るためにも対象体重になってから使ってくださいね!
ちなみに我が家は男の子2人ですが、長男は3才ぴったりで15kg、次男は4才半でやっと15kgになり使えるようになりました。
取り付け方法
➀子どもに座席に座ってもらい、通常どおりにシートベルトをつける。
3点式のシートベルトのみで装着可能です。
②下側の赤いクリップを、シートベルトの腰ベルトに固定します。
③上側の赤いクリップが肩の位置に来るようにアジャスターで長さを調整します。上側のクリップを固定します。
実際に使ってみた感想
我が家がはじめてスマートキッズベルトを使ったのは子どもたちが6才と4才半の時でした。
私としては早くスマートキッズベルトに変えたかったのですが、次男は4才になっていましたが対象体重に達していなかったことと上の子だけが使い始めると絶対にけんかになると思ったので下の子が4才半になった頃、やっと15kg以上になったタイミングで一緒に買い替えました。
取り付けについて
商品の箱の裏側にも取り付け方の説明が載っているので迷うことなく取り付けができました。
初回だけ子どもの肩の高さに合わせて調整が必要ですが、2人分一気に取り付けしても5分程度で終わりました。
ただ、ひとつ注意なのは赤いクリップが思ったよりも固いので少し大変です。
私ははじめて取り付けをしたときは手が少し痛くなるくらい思い切りやらないと取り付け、取り外しができませんでした。
今は慣れてきたので少し固いかなくらいでそんなに大変ではなくなりましたが、クリップの固さだけ残念なところでした。
とはいっても我が家は一度付けたらほとんどつけっぱなしなので今のところ大きな問題はないです。
子どもたちの様子
ジュニアシートの時から子どもたち2人とも自分たちでシートベルトをつけていたのですが、スマートキッズベルトを取り付けてシートベルトを外している状態だとどうしてもたるんでしまうので最初の頃は「うまくつけられない~!」と言っていることがありました。
何度かやっているうちに慣れて自分でできるようになりますが、最初は手伝いが必要になるかもしれません。
通常のチャイルドシートのように高さがないので車種やお子さんの身長によっては窓の外がかなり見えにくくなると思います。
実際、外のものが見たい時には少し見えづらいようです。
我が家の場合は「大人みたーい!」と楽しそうなので問題ないですが、お子さんの性格によっては景色が見えた方がいいという子もいると思うので、お子さんと相談しながら決めてくださいね。
親目線でよかったこと
地味なことだけど嬉しいなと思うことは、子どもたちが学校や幼稚園に行っている間に私がひとりでスーパーに買い物に行ったときの荷物の載せ降ろしが楽になったことです。
私が住んでる地域は駐車場が狭くて隣の車とも距離が近いことが多いです。
以前は大量の荷物をかかえたまま慎重に助手席に荷物を置いたり車をいちど前にだしてからバックドアを開けなければいけなかったので買い物の度、地味にストレスでしたし「せっかくスライドドアの車なのにな~」なんて思っていました(笑)
スマートキッズベルトにしたことで、たくさんの荷物をもったままでもスライドドアを開けて安全に荷物を置くことができるようになりました。
車本来のポテンシャルが生かされている感じがします!(笑)
子どもたちも大きくなってきて食べる量が増えたのでまとめ買いをすると毎回買い物が大量で「大変になってきたなあ」と思っていたところだったので荷物の載せ降ろしが楽になったのはとっても助かっています。
メリット、デメリットは?
メリット
・座席の高さがなくなった分、間に荷物を置いたり広く使えるようになります。
後部座席の3人乗れる席もジュニアシートだと横幅が大きいので、結局お子さん2人しか乗れないことが多いですが、全て3点式のシートベルトであれば3人横並びで乗ることが可能です。
・座席が汚れたらすぐに分かるし気になるのでその都度きれいにするようになり清潔です。
・持ち運びが可能なので旅行や帰省の時にもっていけばレンタカーやタクシー、両親や友達の車などどこでも簡単に取り付けができます。
チャイルドシートやジュニアシートの心配をしなくてよくなる。持ち運びの時に使える袋もついてきます。
デメリット
・赤いクリップが固めで、少し力とコツが必要です。
・ジュニアシートと比べて高さがないので車種やお子さんの身長によっては全く窓の外が見えなくなってしまう可能性があります。
購入を考えている方は、いちど購入前に大人が乗る状態でお子さんに乗ってもらって高さを確認した上で検討するのがおすすめです。
どこで買える?
ネットでは、こちらで商品が確認できます。
・楽天市場
・Amazon
・Yahoo!ショッピング
ネットで買うのが安くて便利ですが類似品が販売されているケースもあるようなので注意が必要です。
本物は商品名に「正規品」、輸入販売元は「メテオAPAC株式会社」と書いてありますので購入する際は必ず確認してください
楽天市場の正規店は楽天roomからも確認できますよ!
実店舗で私が見かけたことがあるのはこちらです。
・コストコ
・アカチャンホンポ
店舗ごとで在庫や販売商品が違うので確実ではありませんが私が行ったアカチャンホンポでは店内にある実物でお試しもできたので実際に見て試したい方は参考にしてみてくださいね!
商品概要
メテオスマートキッズベルト B1092対象年齢:3~12歳
※年齢は目安であり、体重が着用基準です。
対象体重:15~36kg
製品サイズ:最短クリップ部含む 約42cm / クリップ除く 約35.5cm
最長クリップ部含む 約63cm / クリップ除く 約56cm製品重量:120g(本体重量)
取り付け座席位置:後部座席推奨
※3点式シートベルト以外は使用不可材質:レッドクリップ:テトラエチレンペンタミン
METEOR
ブラックレギュレーター:ポリアミド
ベルト:ポリエステルPET
糸:ポリエステルPET、ポリエチレン
原産国:ポーランド
安全基準:N (ECE) R44/04適合 (日本・EU)
道路交通法第71条の3 第3項適合(日本)
FMVSS 213適合(US)
CMVSS 213適合(CA)
安全検査証明取得機関:UN (ECE) R44/04(ポーランド・ワルシャワ/PIMOT)※1
FMVSS213及びCMVSS213(アメリカ・ニューヨーク/Calspan)
Applus + IDIADA(スペイン)
国内適合確認機関:警察庁 交通局 交通企画課
国土交通省 自動車局 審査・リコール課
取り付け位置:後部座席推奨3点式のシートベルトでご使用ください。
最後に
身長や体重の規定を満たしている子なら誰でも使えますし、ほんとに便利なので気になっている方はぜひ使ってみてください!