マイホームの打ち合わせ中に追加で選択できるオプションはたくさんあります。
一条工務店は標準で全館床暖房がついていたりとかなり充実していますし、コストを抑えるために設定しているオプションが少ないという話を聞いたことがありますが、それでも実際に自分たちで全て選ばないといけないとなるとかなりの数のオプションがあるので迷ってしまいますよね。
我が家も打ち合わせ中は「あったら便利かもしれない」「これはないと困る」などオプションについてかなり時間をかけて家族で話し合ってきましたし、ネットやインスタでもたくさん調べて選んできました。
打ち合わせの時に採用するか迷った結果不採用にしたオプションが6つ、実際に一度見積もりに入れてもらったものもあります。
3年以上住んでみて我が家的に正解だったのか、それとも採用しなくて後悔しているのか1つずつ紹介してきます。
オプション価格は全て2020年時点のもので現在とは価格が異なるものがあります。
打ち合わせ中の方の参考になったら嬉しいです☺
スマートキー(eエントリー)
標準はシリンダータイプの鍵ですが、オプションでeエントリーを追加することができます。
オプション費用は、eエントリー別体型が+60000円
eエントリー一体型であれば+70000円で追加が可能です。
eエントリーとは三協アルミのドアにつけることができる電気鍵のことで、専用の鍵をもっていればボタンを押すだけで施錠、開錠することができます。
かばんやポケットに入れたままでいいので、小さなお子さんを抱っこしているときや荷物をたくさん持っている時にも便利な商品ですよね!
そんな便利なeエントリーですが、eエントリーではなく後付けのスマートロック、我が家の場合はスマホからも操作が可能な商品を使うつもりだったのであえて採用しませんでした。
スマホから操作ができれば外出時に「あれ、家の鍵しめたっけ?」となってもスマホから確認ができますし、スマホに施錠、開錠の履歴も残るので鍵をお子さんに持たせて留守番してもらっている家庭ではお子さんが家に帰っているか外出先からも確認できるので便利です。
現在では、eエントリーにもスマホのアプリから操作できるモデルもでているのでもし今家を建てるタイミングだったらeエントリーは採用しているかもしれませんが、我が家が打ち合わせの時にはスマホ操作できるモデルはなかったのでeエントリーを採用せずに後付けのスマートロックにして正解でした。
最近では後付けのスマートキーの種類も豊富になってきているので、必要な機能に合わせて選ぶことも可能です。
キッチンの御影石天板(スマートキッチン)
スマートキッチンの天板は人造大理石の純白色が標準です。
オプションで天然御影石の天板に変更できます。
スリムカウンターの場合+100,000円
ワイドカウンター、ステップカウンターの場合+150000円
高額なオプションではありますが見た目の高級感、傷つきにくいこと、さらに耐熱性もあり人気のオプションの1つです。
キッチン天板は長い間かなり頻繁に使うことが予想されるので、「使用頻度が高いところはお金をかけてもいい」という私の理論で採用しようか最後まで迷っていました。
ちなみに見た目もドストライクでした。
結果不採用になったわけですが、理由としてはお値段でした。
我が家ではワイドカウンターキッチンを採用していたのでオプションで変更すると+150000円、そしたらカップボードの天板もそろえたいので180cmタイプのカップボードも御影石に変更すると+70000円、、、
いくら毎日使うところとはいえ、天板に220000円課金するのは無理と判断し、標準の純白色の天板にすることにしました。
入居2年目の現段階では、御影石カウンターを採用しなくて正解だったと思っています。
確かにしっかり見ると多少細かい傷はありますが普通に生活していて全く気になるものではないですし、むしろ真っ白のキッチンもかわいいなと思っています。
まだ3年目なので今後の耐久性などは分からないところですが、今の段階では満足しています!
1.25帖の広めのお風呂
通常はアイスマートと同じスマートバスの1帖タイプですが、オプション料金なしで1.25帖のお風呂に変更が可能です。
変更してもオプション料金は発生しませんが通常より0.25帖床面積が大きくなるのでその分他の場所を削るか、床面積分の建築費用が追加でかかることになります。
子どもたちと一緒にお風呂に入らなくてはいけない時に洗い場広い方が便利ということを聞いてから採用を検討していましたが、
・子どもたちはあっという間に大きくなって1人でお風呂に入るようになること
・掃除が苦手なので、掃除が大変な水まわりの掃除の範囲をできるだけ少なくしたい
という理由で採用しませんでした。
また、一条の家に1泊できる【宿泊体験】で実際に子どもたちも一緒にお風呂に入って不便だと感じなかったので1帖タイプで十分という結論になりました。
我が家の場合は採用しなくて正解でした。
宿泊体験で感じた通り不便もありませんし、むしろお風呂を大きくせずにその分リビングを広くできてよかったのではないかと思っています。
我が家は子どもが2人ですが、お子さんが多い家庭では広い方が便利な場合もあるかもしれませんね。
迷っている方は宿泊体験してみるのがおすすめですよ!
バルコニー
バルコニーは床面積の2分の1の金額で施工することができます。
我が家は2階建てですがバルコニーなしを選択しました。
家族が花粉症もちなこと、私自身が外干しがあまり好きではないので外に洗濯物を干すことはないこと、ベランダを作ったとしても使用用途がないのではと思い必要ないと判断しました。
インスタで後悔ポイントを検索すると【使っていないバルコニー】という声が多かったことも判断の材料になりました。
入居から3年以上経っていますが、やっぱりバルコニーほしかったなと思ったことは一度もなく、むしろ掃除をする場所が減ってよかったなと思うのでバルコニーはなしにして正解でした。
「バルコニーってなんとなく1家にひとつあるものじゃない?」という気持ちでつけてしまうと後悔ポイントになりかねないので採用する際は使用用途を明確にしてがら判断するのがおすすめです。
洗濯機の混合水栓
単水栓と言って水のみがでる水栓が標準ですがオプションで水+お湯がでる混合水栓に変更が可能です。
混合水栓のオプション費用は+15700円です。
混合水栓だとお湯で選択ができるので洗濯物の汚れが落ちやすくなったり、洗濯槽の掃除の時に便利という理由で採用する家庭もあるようです。
採用を検討していた我が家ですが、洗濯機に温水洗浄という機能が付いている商品も増えてきているので水栓からお湯がでる必要はないのではないかという理由で標準の単水栓を選択しました。
結果、洗剤が自動投入の洗濯機を買ったら温水洗浄機能ももついてきたので単水栓で十分だったなと思うので正解でした!
トイレの手洗い洗面台
一条工務店では洗面台1つが標準なので、2つ以上洗面台や手洗い器が必要な場合はオプションで追加する必要があります。
追加する洗面台の商品によってオプション費用は変わっていきますが、いちばんコンパクトなもので58700円と決して安いとは言えないオプション金額になっています。
トイレに手洗いがあった方がすぐに手を洗えて便利ではないかと思いオプションで追加を検討していました。
ですが、特にトイレの中にあるような小さい手洗い器は床がびしょびしょになりやすいですし、掃除の手間が格段にあがってしまうという理由で採用をやめることにしました。
掃除も洗面台1つだけでいいですし、特に不便もなく結果的にオプション費用も節約できたので採用しなくて正解でした!
我が家の場合は標準の洗面台がある洗面所を脱衣場、トイレ、玄関と隣にしたことで外出後やトイレの後の手洗いも、身支度も全て1つの洗面台で完結しています。
間取り次第では〇〇専用の洗面台を設けなくてもメインの洗面台1台で不便なく生活できる間取りにできる場合もありますが、間取りの場合は早めに決定しないと細かいオプションや設定を決めることができないので検討している場合は早めに設計士さんに相談してくださいね!
最後に
我が家もいくつかオプションで追加したものもありますが、一条工務店の場合は標準がかなり充実しているので無理にオプション盛り盛りにしなくても十分なことも多いなと思います。
家族とよく相談して、素敵なマイホームづくり楽しんでくださいね!