マイホームづくりで快適な温度で過ごせる家にするためにこだわってよかったこと3選【一条工務店】【マイホーム】

2023/12/11

快適に過ごせる家にするためにこだわったこと3選サムネ




リビングが快適な温度の家でも、冬はトイレに行くだけで体が冷える、お風呂が寒い、夏はトイレが暑くてサウナ状態という経験をしたことがある人のほうが多いのではないでしょうか。

実際、私の実家や前に住んでいたアパートなどでも同じことがあり、リビングやこたつから出られず何をするのも億劫になることが多かったため、家を建てる時は絶対に快適な温度で過ごせる家にしたいと思っていました。


私が住んでいる家は一条工務店のグランセゾンというシリーズで契約をし、快適な家を手に入れて入居から2年以上たちました。

こだわりはたくさん詰め込んだ注文住宅なので、「ここはこだわってよかったな」と思うことはたくさんありますが、その中でも今回は快適に過ごせる家にするためにこだわったこと3選を紹介していきます。


空調計画




夏エアコン、冬に床暖房を活用するように計画しました。

全館床暖房


一条工務店では全館床暖房が標準装備になっています。

名前の通りリビングはもちろん、廊下や洗面、お風呂の床まで家中の床がすべて床暖房になっていて一定の温度で快適に過ごすことができます。

北海道のみ、玄関の土間にも床暖房が標準でついてきます。


はじめて住宅展示場に行ったとき何も調べずに3~4件ほどまわったのですが、その中に一条工務店があり、営業の方から全館床暖房の説明や家の構造のこだわりを聞いて「これだー!」としっくりきたのを覚えています。


全館床暖房が本当に快適で、一年中春みたいに快適と誰かが言っていましたが本当にその通りでした。


家中あたたかいですがエアコンのように温風がでているわけではないのでエアコンの温かい風が苦手という人にもおすすめです。

また、お風呂でもリビングでもほとんど同じ温度に設定でき、家の中で温度差が発生しないのでヒートショックの対策にもなります。



エアコン


夏はエアコンを使って過ごしますが、今のところ32坪の家に8畳用のエアコン1台で家全体を冷やして夏中快適に過ごすことができています。

真夏の40度近くになる日(特に日中)はさすがに1台では追いつかなくなって、家の中が暑くなってしまうのでリビングにあるサブのエアコン2台目を稼働させますが、それ以外は基本的にエアコン1台で過ごしています。

エアコン1台で過ごしていますが、家の中の温度は大体25~28度くらいの間になるように設定していてるので、家の中で走り回ったり運動したりしなければ家の中で汗をかくことはほとんどありません。


我が家ではメインエアコンを2階の廊下(階段近く)に設置してもらいました。

冷たい空気は下に行きやすい、温かい空気は上に行きやすいという性質を利用して、階段を伝って冷気が1階に降りていくので2階のエアコンだけで1階も同時に涼しくなります。


さらに一条工務店では、家を建てる時に必ず発生してしまうスキマの量が通常の家の5分の1程度と少ないことで家の中の快適な空気を外に逃がしにくくなっているので結果的に効率よく快適な温度に近づけますし、逃げていく空気も少ないので電気代もかなり安く済ませることができます。


今の家は前に住んでいたアパートよりも床面積も倍以上に広くなるので電気代の心配はしていたのですが、家の性能と太陽光パネルのおかげでアパートの時よりも電気代が安くなり、さらにオール電化なのでガス代もかからなくなりました。



窓の大きさ、数



我が家では、南側の窓を大きめに、それ以外は最低限の大きさと数にしました。

窓の大きさ


大きい窓が1つあるかないかだけでも外観のイメージはかなり変わってきますよね。

窓は外観との兼ね合いも大きい場所なので「絶対!!」というのは難しい場所ですが、南側以外の窓は必要最低限の大きさがおすすめです!


窓が大きいメリット

・外観がかっこいい
・冬の天気がいい日は日差しがたくさん入ってくるので家が温かくなりやすい


 


窓が大きいデメリット

・夏の日差しや西日で家の中が暑くなりやすく電気代がかかる場合がある
・外気の影響を受けやすい(家の中の快適な温度を維持しづらい)



私の家では南側の日中太陽の光が入ってくる場所は大きい窓にしました。

リビングに大きめの窓がほしかったこともありますが、冬でも晴れが多い地域でもあるので日差しがたくさん入ってくれることを期待して大きめにしました。


夏も南側であれば太陽が高い位置にある時に直射日光があたるので、窓の上に庇や屋根をつけることで暑さ対策が可能です。

庇や屋根をつけるのがおすすめですが、建築費用が高くなってしまうなど難しい場合は夏の間だけタープを活用するだけでも日陰になって暑さも軽減されますし、入ってくる直射日光が少なくなるので電気代も抑えることができますよ!

タープは後付けも簡単にできるので賃貸や既に家を建てた人でも利用して対策をすることができます!

窓の数、位置



特に必要ないけどなんとなくある窓はありませんか?

また、「窓を何個つけてもオプション料金がかからないし、多い方がかっこいいんじゃない?」と思っている方がいたら慎重に考えてほしいと思います。


冬に窓のそばに行くと壁と比べてかなり寒いので違いが分かりやすいのですが、窓を完全に閉めた状態でも家の壁と窓では窓の方が外気の影響をかなり受けやすいです。

窓が多すぎても家の中の快適な空気が逃げていきやすかったり、外の夏の暑すぎる空気や、冬の寒すぎる空気が家の中にはいってきやすい状態になります。


我が家の場合は、南側に面しているLDKに5つ(吹き抜け込み)、トイレ、お風呂、2階の廊下、2階の各部屋に1つずつ窓をつけています。

南側はLDKに吹き抜けがあることもあり、他の場所と比べてかなり窓が多めですがそれ以外はできる限り小さめの窓にしました。



窓が多すぎると快適度が下がる他にも、壁の面積が少なくなり家具や収納を置きたい時に配置の難易度があがってしまいます。

最低限の窓の数がおすすめですが、どうしても窓がほしい場合は高めの位置に窓をつけることで家具や収納を置きやすくなりますよ!




家の性能



いくら窓の位置や大きさを気にしても、家がスキマだらけでは快適な温度を保つことが難しいので、ハウスメーカー選びも大事になってきます。


私が今住んでいる一条工務店では、

・高気密高断熱
・トリプルLOW Eガラス
・気密測定


という特徴があります。


1つずつ説明していきますね!

トリプルLOW Eガラス


断熱、遮熱、結露しづらいという特徴があります。

通常の窓ガラスやダブルガラスに比べても断熱性能がよく、外気に影響されにくいので家の中の快適な温度を逃がしづらくなっています。



高気密・高断熱住宅


高気密とは簡単に言うと外壁にスキマが少ない家のことです。

高断熱は断熱性の高い窓を使ったり断熱材を詰めることで断熱性能をを高めた住宅のことです。


高気密高断熱にすることで外気の影響を受けにくくなるため、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができ、さらに空調機器を効率よく使うことができます。



気密測定



ハウスメーカーが会社として高気密高断熱の基準をクリアしていて「高気密高断熱住宅です!」と言っていたとしても、実際に自分の家が本当に高気密高断熱の基準に達しているか確認していない(できない)というところも多くあります。


もし仮にきちんと施工されていなければ高いお金を払って普通の家を建てるのと同じになってしまうことも、、、

会社全体で高気密高断熱の基準をクリアしていることも大事かもしれませんが、自分がこれから何十年も住む家が基準を満たしているのかどうか確認できる会社がおすすめです。

もちろん、きちんと丁寧に施工してくれるところが多いと思いますが自分の家が適当に作られているか丁寧に作られているかは私も含め素人が建築中の現場を頻繁に見に行ったとしても見極めるのはなかなか難しいと思います。


そこでプロではなくても家の性能を確認することができるのが数字で確認できるのが気密測定です。

一条工務店では1棟1棟必ず気密測定をして、基準を満たしているのか確認します。(基本工事の中に含まれているので追加費用はかかりません)

もちろん事前に相談すれば気密測定の立ち合いも可能です。

結果、基準に満たなかった場合は基準値内になるまで家のスキマを探します。



本来は家が全て完成した状態で行うのが正式な気密測定のようなのですが、一条工務店では上棟後1か月後くらいで気密測定が行われることが多いようです。

我が家の場合は上棟が3月上旬、約3か月の3月下旬に気密測定が行われました。


一条工務店が完成の時ではなく上棟後1か月で気密測定をするは、家が全て完成してからの測定で仮に基準に満たなかった場合補修が難しいので手直しがきく時期に気密測定をしているというのが理由のようです。

測定をすることがゴールではなく、測定して補修をするところまで責任をもってやってくれるので安心です。


気密測定の結果は家の電気代や快適度に大きく関わるところなので、他のハウスメーカーさんで建てる場合は気密測定はしてくれるのか、機密測定の時期など契約前にぜひ確認してくださいね!




最後に



家の性能で住み心地はかなり変わります。

インテリアは住み始めてから変えることができますが、家の性能や窓の数、大きさなどは一度家を建ててしまってからでは変えることができないので慎重に検討してくださいね!


みなさんの家づくりの参考になれば嬉しいです☺










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